
NFTの1年生です。NFTを買いたいのですが、何から始めればよいでしょうか
- NFTデビューしたい
- NFTの買い方がわからない
- わからなすぎて不安だ
このような疑問にお答えします
この記事では『NFTが欲しい』と思っても、まず何から始めたらいいのか全くわからない初心者の方向けに、やさしく解説しています
今後伸びてくるNFT市場に、いち早く参入するために安全で確実なNFTの購入方法を学んでおきましょう

それではNFTを買う手順をやさしく解説していきますよ
わからない言葉は用語集でチェックしてください
NFTを買うまでの手順

NFTを買うには何から始めればいいのでしょうか?
まずは、『NFTを買いたい!』と思ってから実際にNFTが自分のものになるまでの手順を説明しておきます

NFTを買うまでの手順は次の通りです
- 仮想通貨取引所の口座開設
- 日本円の入金
- 仮想通貨イーサリアム(EHT)の購入
- ウォレットMetaMaskの登録
- NFT販売所(マーケットプレイス)へアクセス
- マーケットプレイスにウォレットを接続
- NFTを選び、買う
この記事を読んでいる時点で、①もやっていなかったとしても大丈夫です
最初は誰でも①から始めていますので順番に見ていきましょう

仮想通貨(暗号資産)を持っていればNFTを買うのはネットショッピングと同じようなものです。安心してください
NFTを買う方法①
仮想通貨(暗号資産)取引所の口座開設

さて、まず最初にやるべき手順です
- 仮想通貨取引所の口座開設
- 日本円の入金
- 仮想通貨イーサリアム(EHT)の購入
- ウォレットMetaMaskの登録
- NFT販売所(マーケットプレイス)へアクセス
- マーケットプレイスにウォレットを接続
- NFTを選び、買う
NFTを買うまでの手順で一番初めに取り掛かるのが、『①仮想通貨取引所の口座開設』です
2019年の法改正で『仮想通貨』という名称が『暗号資産』に改められましたので、今後の登録上で不思議に思わないよう『仮想通貨』=『暗号資産』は覚えておきましょう
仮想通貨取引所の口座開設が必要な理由

なぜ仮想通貨取引所の口座開設が必要なのでしょうか・・・
NFTを買うためになぜ仮想通貨取引所の口座開設が必要かというと、NFTは仮想通貨(暗号資産)で買うからです
一部、日本円やクレジットカードなので買えるサイト(NFTマーケットプレイス)も出てきましたが、世界最大のNFTマーケットであるOpen sea(オープンシー)や多くのマーケットプレイスでは仮想通貨での売買です

NFTを買うためのお金(チケット)は仮想通貨(暗号資産)なんですよ
今後、NFTを買う、売る際にも仮想通貨が必要になってきますので、仮想通貨を買うために仮想通貨取引所の口座開設を済ませておきましょう

なるほど、NFTを買うために仮想通貨が必要で、仮想通貨を買うために仮想通貨取引所の口座開設が必要ということですね!

正解です
無料で口座開設できますのでご安心ください
仮想通貨取引所の開設方法

口座開設したいのですが、何をどうすれば良いか教えてください!

まずは、どの仮想通貨取引所で口座を作るか決めましょう
主要な仮想通貨取引所
- Coincheck コインチェック
- bitflyer ビットフライヤー
- GMOコイン
- bitbank ビットバンク
- DMMビットコイン
- BITPOINT ビットポイント
- Bybit バイビット
とは言っても、仮想通貨(暗号資産)を買うことができる取引所、販売所は数多くあるため初心者の方にはどこを選べばいいかわからないですよね
そこで本記事では、『はじめての暗号資産はコインチェック』でおなじみ、俳優の松田翔太さんがCMされているCoincheck(コインチェック)を紹介します
取り扱い暗号資産も多く、アプリの利便性も高いことから初心者はまずコインチェックの口座開設をしておけば良いでしょう。コインチェックは東証プライム市場(旧東証一部)に上場しているマネックスグループの子会社にあたり、コンプライアンスやセキュリティの面でも安心できる企業です
Coincheck NFT(β版)というNFTマーケットプレイスも持っているため、NFTを買いたい初心者にも親和性が高くなっています

仮想通貨取引所の口座開設は簡単ですが、長くなるので別記事にやさしく解説してありますのでそちらに沿って開設してみてください
口座開設に準備しておくもの
- 本人確認書類(免許証、マイナンバーカードなど)

温泉のリクライニングシートでポチっと開設できるほど簡単でした
NFTを購入したい人が多くなると、申請後の承認が数日かかる場合もあるので早めに済ませておくことをおすすめします

了解です!
まずは事前準備の口座開設をしておきます!
NFTを買う方法②
日本円の入金をする

さぁ、次はせっかく作った仮想通貨取引所なので日本円を入れてみましょう
- 仮想通貨取引所の口座開設
- 日本円の入金
- 仮想通貨イーサリアム(EHT)の購入
- ウォレットMetaMaskの登録
- NFT販売所(マーケットプレイス)へアクセス
- マーケットプレイスにウォレットを接続
- NFTを選び、買う
仮想通貨取引所の口座開設が終わったら、仮想通貨(暗号資産)を買うために日本円を入金します
仮想通貨取引所によって多少違いがありますが、日本円の入金の仕方は基本的に下記の2パターンだと考えてください
日本円の入金方法
- コンビニで入金
- 指定銀行への振り込み
コンビニのATMから入金するか、特定の銀行へ振込することで仮想通貨取引所に日本円が入ります。わざわざ出向かなくても、ネット銀行の口座など持っているようであればスマホで簡単送金が可能です





特定の銀行口座から他銀行への振り込みは、手数料が発生することがありますので、まとめて振り込む方がお得です

ネット銀行やオンライン通帳などがあると、スマホでポチポチで送金できるのでスムーズですよ
NFTを買う方法③
暗号資産イーサリアム(EHT)の購入

さて、そしたら日本円を暗号資産に替えてみましょう!
- 仮想通貨取引所の口座開設
- 日本円の入金
- 仮想通貨イーサリアム(EHT)の購入
- ウォレットMetaMaskの登録
- NFT販売所(マーケットプレイス)へアクセス
- マーケットプレイスにウォレットを接続
- NFTを選び、買う
仮想通貨取引所の口座に日本円を入金したら、次はいよいよ仮想通貨(暗号資産)を購入します

NFTを買うための仮想通貨としてイーサリアム(ETH)が必要ですよ
イーサリアムが必要な理由
イーサリアムとは、ヴィタリック・ブテリン氏によって開発されたプラットフォームの名称で、このプラットフォーム上で使われる仮想通貨(暗号資産)はイーサという名称
ただし日本では、仮想通貨(暗号資産)のイーサも『イーサリアム』と呼ばれているケースがほとんどです
時価総額が最も大きいビットコインについで、第二位なのがこのイーサリアム
仮想通貨取引所にはイーサリアム以外にも多くの仮想通貨を買うことができますが、現在NFT取引の大半はイーサリアムブロックチェーン上で行われているため日本円でイーサリアムを買う必要があるのです

ということで、イーサリアム(ETH)を買ってみましょう
イーサリアムは安いときに買った方がお得

イーサリアムに限らず仮想通貨(暗号資産)の価値は常に変動しています
1ETH=100,000円の時もあれば、1ETH=300,000円の時もあります。当然ながらイーサリアムの価格が安いときに日本円で購入しておく方がお得な構図です
仮に購入したいNFTが0.5ETHで販売されていたとすると、1ETH=100,000円の時なら50,000円で購入でき、1ETH=300,000円の価値だったときはそのNFTを150,000円で買ったということになります

日ごろから仮想通貨取引所のアプリで、イーサリアム(ETH)の価格変動をウォッチしておくと良いですよ


口座開設して日本円を入金しておけば、イーサリアムが安くなった時に買うことができるってことですね!

正解です!準備だけは済ませておくことをおすすめしますよ
NFTを買う方法④
ウォレットを登録する

ここからはPC(パソコン)での作業を推奨します
- 仮想通貨取引所の口座開設
- 日本円の入金
- 仮想通貨イーサリアム(EHT)の購入
- ウォレットMetaMaskの登録
- NFT販売所(マーケットプレイス)へアクセス
- マーケットプレイスにウォレットを接続
- NFTを選び、買う
さて、イーサリアムを購入したあとはNFTを買いに行くために、お財布(ウォレット)にイーサリアムを入れておきましょう

コインチェックとかビットフライヤーにイーサリアムを持っているだけではNFTを買うことはできないんですね

そうですね。Open seaなど世界の主要なNFTマーケットでNFTを買うには仮想通貨ウォレットを使う必要があります。無料なのでインストールしておきましょう
ウォレットMetaMaskとは
仮想通貨やNFTを始める際に、まず設定しておくべきウォレットがMetaMask(メタマスク)です

MetaMaskはイーサリアムブロックチェーンに対応した仮想通貨ソフトウェアウォレットで、仮想通貨の送受信や管理ができるだけでなく、NFTの保管でも使用されています

簡単に言うと、NFTを買うのに必須のデジタルなお財布です
MetaMaskを利用するイメージ
- NFTマーケットプレイスにアクセス
- その際に、ウォレット(お財布)を選択
- 用意しておいたMetaMaskを選択
- MetaMask内のイーサリアムでお買い物

なんとなくイメージができそうです・・・
MetaMaskはGoogleChromeの拡張機能として使用できるので、パソコンで使う場合はブラウザをChromeにするようにしましょう


パソコンで設定後、スマホのアプリ版でもパスワード入力すれば使用することができます。但しNFTの世界は、操作間違いや詐欺被害もありますからパソコン操作をおすすめします
MetaMaskインストール時の注意
仮想通貨ウォレットMetaMaskのインストールは、公式ページのダウンロードボタンから可能になっています
難しい設定は無いのですが、絶対に注意しておかなければならないことがあります
MetaMaskインストール時の注意点
- シークレットリカバリーフレーズをパスワードを忘れない
- この2つを忘れた場合、ウォレットに入っている資産をすべて失うことになります
- 人に教えない、見られない、保存しない
- シークレットリカバリーフレーズやパスワードを人に教えた場合、すべての資産をリモートで盗まれてしまいます。DMや勧誘などで聞かれても絶対に教えないことです
また、パソコン上への保存や管理の甘いスマホへの画像保存もおすすめできません。基本的にはメモで仮想通貨管理とは別媒体で所持しておくことをおすすめします


パソコンやスマホは、ウィルスやワンクリック詐欺などで一発で抜かれますので保存しないようにしましょう
▼ 詳細のMetaMask設定方法は別記事を作りました
仮想通貨取引所からメタマスクへ送金する
メタマスクのインストールが完了したら、仮想通貨取引所にあるイーサリアムをウォレット(MetaMask)に入れましょう

コインチェックの場合、『暗号資産の送金』画面からMetaMaskへ送金することが可能です
送金の宛先は、MetaMaskの自分のウォレットアドレスを指定してあげます。宛先を一度登録しておけば後からは選択するだけで済みます

ウォレットアドレスを1桁でも間違えたら自分のウォレットにイーサリアムは入金されません。必ずコピペするようにしましょう

送金時の注意
- ウォレットアドレスを間違えない
- 間違えたらやり直すことも、お金を取り戻すこともできません
- 始めは少額で試してみる
- 手数料はかかりますが、一番最初は少額で送金を試してみると良いです
やり方を間違えてもお金は戻ってきません
NFTを買う方法⑤
NFTマーケットプレイスに行く

さぁ買い物に出かけましょう!
- 仮想通貨取引所の口座開設
- 日本円の入金
- 仮想通貨イーサリアム(EHT)の購入
- ウォレットMetaMaskの登録
- NFT販売所(マーケットプレイス)へアクセス
- マーケットプレイスにウォレットを接続
- NFTを選び、買う
さあ、お金(イーサリアム)の入ったお財布(メタマスク)が用意できたら、NFTを買いに行きましょう
NFTを買う方法は何パターンかあります
- すぐに買えるNFTを買う
- オークションでNFTを買う
- 作品制作を依頼してNFTを買う
- ホワイトリスト(WL)の権利を得て買う
NFTを取り引きできるNFTマーケットプレイスは、特徴や仕組み、取り扱うNFTの種類もざまざまです。自分に合ったNFTマーケットプレイスを選ぶことが大切となります

まずはNFTを買えるマーケットに行ってみましょう!主要なマーケットを紹介します
マーケット | OpenSea | Foundation | Rarible | miime | nanakusa | Coincheck NFT(β版) | Recomet |
URL | https://opensea.io/ | https://foundation.app/ | https://rarible.com | https://miime.io/ja/ | https://nanakusa.io/ | https://coincheck.com/ja/nft | https://recomet.io/ |
特徴 | アート、スポーツ、ゲーム | アート | アート | ゲーム、アート、スポーツ | アート | ゲーム、スポーツ | アート |
おすすめ | 初めての人 NFT発行したい人 | 質の高いアート作品が欲しい人 | アートが欲しい人 自分のアート発行 | 日本円決済したい 初心者の方 | 日本円決済 | coinchek利用者 | NFT作成依頼 女子系イラスト |
ウォレット | MetaMask | MetaMask | MetaMask | MetaMask | MetaMask | coincheck | MetaMask |
NFTマーケットプレイスでは、そこでしか公開していないNFTが存在しています。最初のうちは色々と見て回るとよいでしょう
NFTを買う方法⑥
ウォレットを接続する
- 仮想通貨取引所の口座開設
- 日本円の入金
- 仮想通貨イーサリアム(EHT)の購入
- ウォレットMetaMaskの登録
- NFT販売所(マーケットプレイス)へアクセス
- マーケットプレイスにウォレットを接続
- NFTを選び、買う
NFTマーケットプレイスにアクセスしたら、NFTを買う準備としてウォレットのMetaMaskを接続しましょう

ここでは代表的なマーケットプレイスのOpenSeaでウォレットを接続する方法を説明します
他でも同じような接続方法です
openseaのページの右上にウォレットボタンがあるので押します

MetaMaskのところに『popular』書いてあります。MetaMaskをクリックします

メタマスクのサインインや接続署名が表示されるので進めていき、接続確認用のメールアドレスを記載し、メールを待ちます
メール本文の『VERIFY MY EMAIL』をクリックして認証完了となります

一度認証すれば、その後の接続はMetaMaskのパスワード入力画面が表示されますので、パスワードを入力したらウォレットとNFTマーケットプレイスの接続ができます

これで、NFTマーケットプレイス(opensea)とウォレット(MetaMask)の接続は完了です

お金の入ったお財布を持って、お店に入ったって感じですね!

その通りです!お待たせしました
あとはNFTを買うだけですよ
NFTを買う方法⑥
NFTを選び、買う
- 仮想通貨取引所の口座開設
- 日本円の入金
- 仮想通貨イーサリアム(EHT)の購入
- ウォレットMetaMaskの登録
- NFT販売所(マーケットプレイス)へアクセス
- マーケットプレイスにウォレットを接続
- NFTを選び、買う
さて、準備はととのいましたので実際にNFTを買ってみましょう
openseaなどのNFTマーケットプレイスで検索してみてください

ここでは大人気CNPシリーズのCNPJ(CNP Jobs)を探してみました


OpenSeaでのNFTの買い方
気に入ったNFTやクリエイターを見つけたら、自分のお金(持っているイーサリアム)で買えるか確認し購入手続きに移ります

購入(BuyNow)ボタンを押すと、そのNFTの概要が表示されます。どういったNFTか、クリエイターは誰か、どのくらい売れているかなどを確認します
一番下のチェックボックスで同意したら購入手続きに進みます


チェックアウト(Checkout)ボタンを押したら、ウォレット(MetaMask)が起動しますのでもろもろ署名を進めていき、いざNFTを購入することができます

購入したNFTは自分のプロフィールにコレクションされていくので、まずはNFTを色々買うことから始めてみましょう
NFTを買う時の注意点
どこの世界でも『偽物(にせもの)』は存在しています
大人気シリーズのニセモノや、おかしなサイトへの誘導による詐欺などは新しい産業にはつきものです
おすすめは、該当の公式クリエイターからのURLや、NFTプロジェクトのDAO(ディスコード)や公式ツイートからのURLからアクセスするのが安全です

- NFTクリエイターのツイート
NFT作品3作目、初OpenSeaでのmintです。興味あればチェックしてみてください🙌https://t.co/YMalZdzwJu#NFT pic.twitter.com/JY56UrhymK
— Shuji Yamamoto | NFT artist (@ShujiYamamoto32) July 14, 2022
検索で出てきたものがニセモノばかりというわけではありませんが、十分確認と注意をしてから購入するようにしましょう
NFTの買い方 まとめ

最後にもう一度NFTの買い方をまとめます
- 仮想通貨取引所の口座開設
- 日本円の入金
- 仮想通貨イーサリアム(EHT)の購入
- ウォレットMetaMaskの登録
- NFT販売所(マーケットプレイス)へアクセス
- マーケットプレイスにウォレットを接続
- NFTを選び、買う
改めて、この記事を読みなおしNFTコレクターデビューをして新しい世界へ足を踏み入れてみましょう
NFTが日本で流行る、当たり前になってくるときに先行者利益を得ることもあると考えられています。今のうちに知識と経験を積み重ねてNFTを楽しみましょう

ありがとうございます!
もう一度見返して準備を進めます!

NFTの世界は盛り上がっています!
まずは買ってみましょう!色々見えてきますよ