
買ったNFTを売ってみたいのですが、どうやって売れば良いでしょうか?
こんな疑問にお答えします
NFTに興味を持ったら、まずは買ってみるのが基本です。そしてその次は買ったNFTを売ってみたいと思うでしょう
この記事では、NFTを始めたばかりの初心者の方向けにNFTをOpenSea(オープンシー)で売る方法を記載しています。最後まで読んでNFT投資の理解を深めていきましょう

まだNFTを持っていない方にも参考になります。NFT転売の仕組みを理解するのにおススメです
NFTは転売することができる

NFT(Non-Fungible-Token)は、次の3つの方法で所有することができます
- NFTを作る
- NFTを買う
- NFTをもらう
そして、所有したNFTはOpneSeaなどのマーケットプレイスで売ることが可能です
自分で作成したNFTを販売することもできますし、買ったりもらったりしたNFTを転売することが自由におこなえます
NFTは、ただの画像やデジタルデータでは無く、その所有者や譲渡の履歴がブロックチェーンに刻まれています。コピーすることや偽造することが限りなく困難な仕組みとなっているため「非常にクリーンな転売」であると言えます
売ろうとしているNFTが過去に何度も転売されてきたとしても、また自分も転売することが可能です

「何かを売る」なんて今までやったこと無いのでドキドキです

デジタルデータなので、メルカリなどのように配送の手間などが無く簡単なんですよ
NFTを転売して儲けるには?

NFTを転売することで稼ぐには、買った金額よりも高い金額で売れば儲けることができます
NFTを売る際に、買った金額よりも高い値で売る(リストする)ことは自由にできますが、その価格で買ってくれる人がいなければ売買は成立しません
人気があるNFTや、価値の高いNFTは、みんなが欲しいNFTなので市場価値が上がり結果的に高い値で売ることができるでしょう。しっかりと買い時、売り時を見極めればNFT売買で利益を稼ぎ出すことできるのです
NFT売買で稼ぐポイント
- 安く買って、高く売る
- 人気が出そうなNFTを把握しておく
- 1次販売(初期ミント)で入手する
- NFTのユーティリティを知る

安く買って高く売れば、その差額が利益ですよね。
でもどうやって良いものを安く買えるのでしょうか

そうですね、もちろん簡単ではありませんがNFTの情報収集はしておきましょう。だんだんとNFTについて理解できるようになるはずですよ
▼ NFTの情報収集方法
▼ NFTのユーティリティとは
NFT転売で250倍になった例

私の実例をお話ししますと、NFTを元値の250倍で売ることができた経験があります。これは0.001ETHという安い価格でNFTを入手し、みんなが欲しいと思っているときに、0.25ETHで売り抜けることができた例です
1ETH(1イーサ)を¥200,000とすると、200円で買ったNFTが50,000円で売れたということになります

250倍⁉ですか!すごい夢がありますね

あくまで一例です。すべて上手くいくわけではありませんので参考までにしてください
このように、NFTを安く買って、それ以上の価格で売ることができれば稼ぐ(儲けを出す)ことができるのです
まずは、なるべく安いNFTから買ってみてリスクを少なくNFT投資経験を積んでみてください。まだNFTを持っていない方は、初心者にもやさしい解説で買い方を説明している記事を紹介しておきます
▼ NFTをまだ持っていない方はコチラ
ネットやTwitter上には、儲け話や勧誘DMなどがあるかもしれませんが、「誰かにお金の儲け方を教えてくれる」そんなうまい話はありません
まずは、知識を積み自分で投資判断ができるようにしていくことをおすすめします。NFTの世界ではお金のやり取りがあるので、騙そうとする詐欺が少なくともあると思っていてください
特に、TwitterやDiscordのDM(ダイレクトメッセージ)や、知らない人からのリンクなどは無視するようにしましょう

どんな詐欺方法が過去にあったかを一度勉強しておくと、引っかからなくて済みます。NFTを売買したり情報収集する際は十分気を付けてください
▼ NFT界隈の詐欺とは?
買ったNFTを売る方法

ここからは、買ったNFTを実際に売る方法と手順を説明します
この例では先ほどの250倍で転売できたNFTを売ったときの画面で紹介していきます

NFTを販売(リスト)する手順は、とても簡単です
NFTを売る手順
- 売りたいNFTを選択する
- 販売方法を決める
- 価格を決める
売りたいNFTを選択する
まずはOpenSeaに接続し、自分のウォレット(MetaMaskなど)でログインし売りたいNFTを選択しましょう

今回は、日本国内最大のNFTプロジェクトと言えるCNPシリーズの1つで、NFT初心者のために作られたCNPR(クリプトニンジャパートナーズルーキーズ)を販売します
NFTの販売を開始する
売ってみたいNFTが決まったら、sell(販売)ボタンをクリックします


最近ではOpenSeaが日本語対応してきましたので、「販売」と表記されています
NFTの販売方法と価格を決める
NFTを販売するボタンを押すと、次は販売の方法と価格を決める画面となります

NFT販売(リスト)方法の違い
- 固定価格
- 自分の決めた価格で販売(リスト)をします。購入者はその金額以外で購入することはできません
- オークション
- オークション形式でNFTを販売(リスト)します。所定時間の経過もしくは規定価格に達した時点で終了となります
NFTを固定価格で販売(リスト)する

NFTを売る方法として自分が決めた価格と期間が設定できるのが、固定価格方式です
NFTの販売価格は自由に設定することができ、通貨は「ETH」か「WETH」から選ぶことができます

ETHを持っている方が多いので、まずはETHで販売してみることをおすすめします
NFTの販売価格を入力すると、右側に現在のレートの目安金額が表示されます
NFTをオークション形式で販売(リスト)する

NFTをオークション形式で販売する方法は2種類あります
最高額入札者が落札する方式(Sell to highest bidder)
NFTをオークション形式で販売し、最終的に一番高い金額で入札した人が落札できる方式でイングリッシュオークションとも呼ばれています
一般的によく知られているオークションの方法です
「開始価格」と「オークション期間」を設定すればNFT販売を開始することができ、オプション選択で「最低落札価格」を設定しておくことも可能となっています
価格下落性で販売する方式(Sell with declining price)
NFTの買い手がつくまで価格が下落していく方式で、ダッチオークションとも呼ばれています
「開始価格」と「オークション期間」、「終了価格」を決めてNFTを販売に出すことができます。自分が設定した終了価格と期間が来ても入札が無ければ終了となります
NFTのリスト(販売)を確定する

NFTの販売方法を決めたら、「リスティングの掲載を完了」をクリックします
この際、手数料を確認しておくことをおすすめします
上記の例ではNFTの売買が成立した場合、サービス手数料2.5%、クリエイター手数料10%が差し引かれたETHが自分の収益として戻ってきます
・サービス手数料→OpenSeaに分配
・クリエイター手数料→NFT作成者に分配

クリエイター手数料は、NFT作成者が事前に決めていますので販売者が決めることはできません。自分の販売価格と手数料を確認し利益が出るように注意しましょう
NFTのリスティングについての確認画面で、署名をして確定させます


MetaMaskの署名が完了すると、NFTの販売(リスト)を開始することができます
これによって、OpenSea上にリストしたNFTが掲示されることとなります

リストしたNFTが売れたのか確認する
NFTを転売(オープンシーなどにリスト)して、売れたかどうかの通知は来ないので自身で確認をする必要があります

NFTが売れたかどうかの確認は、次の2通り
- MetaMask上でETHが増えている
- 自分のNFTコレクションから無くなっている
NFTが売れたことに気が付いたら、アクティビティから流通経路を確認することができます

OpenSeaのアクティビティ画面では、自身が関係するNFTの履歴を見ることができます
この画面で販売したNFTが「いつ」「誰の手に渡ったのか」など確認できます
今回のNFT転売では、0.001ETHでミント(初期入手)して、0.25ETHで販売開始(リスト)し、3時間後に0.25ETHで購入されたことがわかります


「受信者」がNFTを買ってくれた人で、クリックするとその方の所有NFTなど見ることができますよ
アクティビティでは、自身のNFT絡みの履歴が確認できるので、しばらく経過してからも自分が売ったNFTがその後どうなってしまったのかが確認することができます
- すぐに転売されたのか
- もっと高い金額で販売されたのか
- 買ってくれた方が、ずっと持っている(ガチホ)しているのか
現実世界(Web2.0)の中古販売や転売と違い、ブロックチェーンに刻まれているNFTでは後追いすることができるのも大きな特徴の1つです
買ったNFTを売る方法のまとめ

買ったNFTを売ることを転売といい、転売で稼ぐ(儲けを出す)には「買った金額よりも高い値段で売る」必要があります
そのためには、NFTの情報収集をしっかりとして自身で判断できるように知識と経験を積むことが大切です
まずは、「良いNFT(価値の上がりそうなNFT)」を「安い時期に買ってみる」ことからチャレンジすることをおすすめします

ありがとうございます。NFTの転売頑張ってみます

NFT市場は急拡大しています。乗り遅れること無く経験値を積んでいきましょう
▼ NFTを買う準備がまだの方は
▼ NFTの情報収集方法を知りたい方は