NFTの使い道、特典(ユーティリティ)とは?買う意味ある?ない?

NFTの使い道
NFT1年生
NFT1年生

NFTを買う理由って何でしょうか?

NFTに興味を持ち始めたとき、NFTを買う意味についてもよく理解しておく必要があります。超初心者のときは、何か特定のNFTの使い道だけを知り、いざ買おうとしている状態でしょう

JIN
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最初は1つのNFT使い道だけを知ったくらいだと思います

そのNFTを持っている意味、理由、価値のことを『ユーティリティ』という言い方をしますが、この記事ではNFTの使い道であるユーティリティを紹介していきます

本記事では初心者むけに超優しく解説していきますので、何度か読み返してNFTの使い道をよく理解する。そして適切なNFT投資ができるようになっていただくことをゴールとしています

記事内で出てくる専門用語がわからなかったときは、NFT用語集を確認して読み進めてください

JIN
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それではNFTの使い道を見ていきましょう!

NFTの使い道①
コレクション(収集)する

NFTを買ってどうするのか?

その使い道の1つ目は、『コレクション』です

  • 多くのNFTを集める
  • 特定のNFTクリエイターの作品だけ集める(ファン)
  • 特定のシリーズだけ集める(マニア)

コレクションは現実世界のグッズと同じで、『収集癖』や『ファン』という要素からNFTを集めていくことです

『集める』という行為に自己満足を得ることで、NFTの使い道は『コレクション』です。NFTの世界ではウォレットアドレスを知っていたり、OpenSeaで非公開にしていないNFTコレクションは他人からも見ることができます

355個のNFTを所持しているコレクター
355個のNFTを所持しているコレクター

現実世界のコレクション棚と同じように、自分の持っているNFTを見て眺めることができますので本当に好きなNFTアートであれば何度も見返して満足する人もいるでしょう

JIN
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NFTって1つ買うと色々欲しくなっちゃうんですよ

特定のNFTクリエイター作品を集めたり、特定のシリーズだけを集めたり表示したりしてNFTコレクションページを充実させる楽しみ方法もあります

NFTゲームで言えば、特定のNFTとNFTを所持していることで何かが発動したり、別のNFTアイテムを生み出したりする使い方も出てきました

NFTコレクションは、次以降に説明するNFTのユーティリティにもつながるケースもあります。よく理解しておきましょう

NFTの使い道②
転売する

NFTは買ってコレクションして終わりではなく売ることできます

NFTを売るボタン
NFTを売るボタン

現実世界では買ったものを売ることを『転売』という言い方をしますが、NFTの場合は『転売』という言い方はしません

JIN
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転売という言葉がわかりやすいので使用しています

買ったNFTを何円(実際はイーサリアムETH)で売っても問題ありませんし、オークションという形式(WETH)で売り出すこともできます

『売っても良い』ということは、「NFTを買った価格<NFTを売った価格」であれば儲ける(利益を得る)ことができるのです

そのNFTを欲しい人が増えてきたり、NFTを作成したクリエイターの価値が上がった場合は買った価格より高く売ることができる可能性があります

もしNFTを売ることで稼ぎたいと思うのであれば、『早く買う』か『安く買う』が基本です

JIN
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自分が売ったNFTは、次の人がまた売ることができます

NFTはデジタル資産なので転売された履歴が刻まれていく一方で、商品(NFT)が劣化していくことはありません

なので中古であることが価格を下げるのではなく、あくまでそのNFTの『人気』が価格をあげていくことになります

投資目的でNFTを購入する場合は、十分にその価値を把握し余剰資金の範囲でやるようにすることをおすすめします

NFTの使い道③
アイコンとして使用する

NFTは様々な意味(使い道)をもつことができますが、NFTを持っていることや、特定のNFTを所持していることを公開しつつ、ちょっと見せびらかしたい場合はSNSやホームページのアイコンとして使用することができます

JIN
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実はわたしのこのアイコンもNFTなのです

実際はNFTそのものをアイコンにしているのではなく、NFTの画像を保存してアイコンとして使っています。なので、無理やり私のアイコンをコピーして使ってしまうことはできるのですが、NFTの原本(所有しているという証拠や所有権)はブロックチェーンに刻まれていてコピーすることはできません

有名人で言いますと、EXILEの関口メンディーさんはTwitterアイコンをNFTにしています

SNSのプロフィール画像用として作られるNFTのことを、PFP(PFP-NFT)といいますので把握しておきましょう

PFP-NFTを買う場合は、NFTをプロフィール画像に使うことが目的の1つですが、それだけではなく、ほかのNFTユーティリティを含めつつプロフィールに使用している例が多いでしょう

Twitterではアイコンを実際のNFTウォレットと紐づけて表示させることもできますが、まずはNFTを買ってみたら右クリックで画像を保存しSNSアイコンに使用することから始めてみましょう

同じシリーズのNFTアイコンを使用することで、仲間が増えたり人とつながったりすることも期待できます

NFTの使い道④
所有していることがチケットとなる

ブロックチェーン技術により、NFTを所有していることは、改ざんされることなく証明することができます

なので、NFTを持っていることを条件に様々な場所へ入ることができる、いわば入場チケットNFT(アクセストークン)として使用することができます

JIN
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パスポートNFTと呼ばれたりもしますよ

イベントチケットNFT
イベントチケットNFTの例
JIN
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NFTを購入したら、PFP-NFTと別にリアルイベントに参加するチケットを貰えました

アクセストークンの例

  • 特定のコミュニティに参加できる
  • 特定のページ(URL)にアクセスできる
  • ライブコンサートに参加できる
  • イベント会場に入場できる

NFTを持っている(買った)ことを条件に、限られた環境へアクセスすることができる優遇チケットは、今後NFTの使い方として増えていくことが予想されます

『有益な情報』を見たり聞くことができたり、特別なイベントへの参加権は1回使用すると消滅(バーン)してしまう場合もあれば、その後も所持できて売ることも可能な場合もあります

NFTを買うとコミュニティに参加できる例
NFTを買うとコミュニティに参加できる例

NFT Marketing Orchestra(NFTマーケティングオーケストラ)通称NMOは、NFTを購入すると有益なNFTマーケティング(販売)に関する情報や、NFT界隈の最新トレンドをいち早くキャッチできるコミュニティです

NMO:NFT Marketing Orchestra – Collection | OpenSea

JIN
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他には現実世界でのグッズ購入権利というのもありますよ

NFT所有者(ホルダー)限定のリアルグッズ販売の例

NFTプロジェクトの限定グッズを買うことができたり、場合によってはリアルグッズをもらうこともできたりします

もちろん他では出回らない非売品なので、価値や所有しているモチベーションも高くなるでしょう

NFT1年生
NFT1年生

なるほど、NFTの使い道は色々あるんですね

NFTの使い道でこういった「持っていることによる特典」のことを、『NFTのユーティリティ』と言います

NFTの使い道⑤
IP著作権の利用

IP著作権の利用とは、簡単に言えばNFTを商用利用できるということです

自分の持っているNFTをTシャツや、スニーカーなどにして販売したりすることができたりします

JIN
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商用利用できるかは、NFTクリエイターやプロジェクトによって違いますので確認してから利用しましょう

NFTの使い道⑥
支援、応援

NFTを買うことで、NFTクリエイターやプロジェクト運営側を応援するという使い道もあります

NFTクリエイターで言えば、早く、たくさん、高く買われていけばそのクリエイターの作品価値が自然と高くなりますので結果的に応援することができます

もちろん最終的にはそのNFTを売ることもできますので、投資目的もかねてクリエイターを応援するのであれば早期から応援(NFTを購入)しておくほうがおすすめです

JIN
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例えば、まだ10代の学生クリエイターなどに先行投資と応援でNFTを買うこともできます

また、NFTプロジェクトなどで言えば何か新しいことにチャレンジする際の支援金集めとしてNFTの販売をすることも珍しくありません

クラウドファンディングに似たイメージとしてとらえてください

その場合は、見返りやNFTの価値があがることに期待せず『支援する』という気持ちでNFTを購入することが大切です

NFTのユーティリティの例

そのNFTを持っていることによる特典(ユーティリティ)の一例を記載しておきます

他のNFTを優先的に購入できる

NFTのユーティリティの代表的な1つに、『他の新規NFTプロジェクトを優先的に購入できる権利』があります。この権利のことをWL(ホワイトリスト)やAL(アローリスト)と言います

例えば有名なNFTである『CNP』。このCNPのNFTを持っていると、二次創作として発足したCNPJやCNPRなど様々な新規NFTを優先的に購入できる特典(ユーティリティ)がありました

このユーティリティは、CNP発売当初から決まっていたことでは無く、NFTがローンチされるたびにCNPホルダーの特典として展開されていきました。それによってCNPは人気がさらに加速しフロア価格が上がっていくこととなったのです

WLやALの枚数は、CNPのNFTをいくつ持っているかによって増減することも多いのが特徴


NFTを知るには買ってみるのが一番

最後は、NFTを勉強するためにNFTを買うということです

NFTは無料で配られているものもあれば、0.0005ETHなどの激安価格で販売されているものもあれば、1ETH以上の高額で取引されているものもあります

初心者のときは、それぞれのNFTの価値を正確に理解することは難しいですが、私の経験上、NFTを貰ったり買ったりして色々と気づきを得ることができたと思っています

Twitterで安いNFTをとりあえず買ってみたり、プロジェクトの話を聞いて初期のプレセールでNFTを買ってみることをおすすめします

JIN
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NFTを買ったり、買おうとしたりして覚える(知る)ことが多い世界です

初めてNFTを買ったあと、自分のウォレットにNFTが入ってとても興奮してきます

そして1週間ほどすると、『このNFTってどうすればいいんだろう?』と思うでしょう。そういう想いを繰り返してNFTの買い方を覚えていくものです

『他人から勧められたNFTを買う』ことではなく、自分で判断して失敗して成功してそういう経験を積み重ねていき、NFTを買う意味を決めれるようにしていくのがよいでしょう

NFTを経験した先に見えてくるものとは

『NFTを買う』ということは、NFTやWeb3.0といった次世代技術に触れるとても良い機会です

この経験値を積み上げることは決して無駄にはなりません

NFTは投資やギャンブルといった要素ではなく、新しい未来を切り開くための素晴らしい技術、仕組みと言えるでしょう

2030年頃になれば、このNFTという感覚はむしろ無く、当たり前のように現実世界に仕組みとして導入されているかもしれません

メルカリやLINEの誕生日プレゼントなど、何も不思議なく使っていませんか?それと同じようにNFTは現実世界に浸透していくことでしょう。NFTアートだけでなく、会員権(ポイントカード)や入場チケットなど紙からデジタルデータに変わり、環境配慮にもつながります

このNFTとは何ぞやについてテキストを読むだけでは、0の知識から100まで到達することは不可能です

JIN
JIN

私も完全初心者の知識ゼロからスタートしています。SNSで見知らぬ人と交流することなど無い状態からチャレンジしてみたんです

NFTを買ってみる買うためのコミュニティに参加してみることが最初の1歩となることは間違いありません

皆さんにとってこの記事を読んだことは、とても大事な最初の1歩となったはず

『得体のしれないもの』から『NFTとはこういうこと』と言えるようになるには、NFTというものに触れてみるしかないのです

NFTを買おうか迷っているなら情報収集や、ツイッターでNFT関連をリサーチするなど行動してみるのがおすすめです

JIN
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今日がスタート日です
以上、NFTの使い道(ユーティリティ)でした

 NFTをまだ買ったことが無い方

 NFTを転売して稼ぐとは?